品質表示って?
一般的に販売されている商品には品質表示というものが記されています。
例えば、消費者庁で定められている「家庭用品品質表示法」。
「家庭用品品質表示法」は、消費者が日常使用する家庭用品を対象に、商品の品質について事業者が表示すべき事項や表示方法を定めており、これにより消費者が商品の購入をする際に適切な情報提供を受けることができるように制定された法律です。
消費者庁ホームページより
このように販売を目的として商品には、品質表示が義務付けられています。
これは私たち消費者が安心して商品を購入・使用が出来るようにするための目安となり、一定水準の品質を満たすためにJISやJASなどの基準が設けられています。
この基準を満たすことが出来ると商品にJISやJASのマークを表示することが出来るので、消費者が商品を選ぶ際の目安となります。
「家庭用品品質表示法」では、以下のジャンルの商品に対して表示が義務付けられています。
- 繊維製品(繊維に関する表示・洗濯に関する表示)
主に衣類や寝具など - 合成樹脂加工品
PE・PP製のお風呂用品、台所用品など - 電気機械器具
テレビや冷蔵庫などの家電など - 雑貨工業品
鞄や傘・椅子など
おおむね上記の製品にはJISやJASのマークがついています。
ノベルティには品質表示・品質基準はあるのか?
「家庭用品品質表示法」の提示にある
消費者が商品の購入をする際に適切な情報提供を受けることができるように制定された法律です。
消費者庁ホームページより
こちらの記述にある通り、JISやJASは販売を前提とした商品に対して定められているため、配布(付録やプレゼント)を目的とした非売品のノベルティグッズには該当しないと言われています。
ただ、ノベルティとして配布する商品に品質基準・品質表示がないからと言って、品質の良くない商品を渡してもいいのか?!というと、さすがに店舗のPRや企業PRとして渡す商品になるので貰って「えっ!?」と思われるような商品は渡せないと思います。
非売品のノベルティグッズだからといって、品質を気にせずに安価でよくないものを作ってしまうと、渡すことでイメージダウンのとなるケースがあったり、デザインにもこだわらずにただロゴを入れただけのノベルティグッズでもイメージダウンはしませんがイメージアップしなかったりします。
お店がどっとこむでは、貰って喜んでもらえる商品を条件やご予算に合わせて、ご提案させて頂いております。